アコウ(キジハタ)
日曜日の朝早く、田尻漁港朝市に行ってきました。主人がよく一人で行くのですが、この日は一緒に連れて行ってもらいました。
朝日が生駒の山から登って来る時、西の瀬戸内海も朝日でほのかに染まっていて美しい光景が見れました。
最初に全てのお店を一巡して、ターゲットを絞ります。
主人は、あるお店の前で立ち止まり、指差した先を見ると、小さな生けすの中に、オレンジの斑点がある大きな魚がうねうね動いています。
アコウ(アコウダイ、キジハタ)です。
お店のお兄さん(おそらく漁船の船長さん)に、これいくら?と聞くと1キロ5000円!という答えが返ってきました。さすが高級魚。しかし、主人は、「じゃあ、これちょうだい」と計ってもらうと5000円ちょい越した値段でしたが、自分でお金を払って買ってました。
いつもは眺めているだけで、いつか買いたい、と思っていたそうです。
その他にあまだい、のどぐろ、の一夜干し、ちりめんじゃこ、あさり、わたりがに、はまちのカマ、大きなカリフラワー、サトイモ、犬鳴ポークのアバラ肉、等を買いました。
さて、帰ってから、早速アコウの料理に入ります。
大きさを計ってみたら、40センチ程。この位の大きさになると雌性先熱の性転換を行ってメスからオスになるそうな・・・。雌性先熱ってなに?と思って調べたら、種の保存を有効にするために最初メスとして生まれてタマゴを産んだ後に、オスに性転換してもういちど生殖活動するのだそうな。
そんな一途な種の保存をしていたのね・・・でも、そんなあなたの命、頂きます。
ウナギとかアンコウがそうなんですがぬめぬめしていて、料理するのが一苦労・・・なんとか解体出来たのですが。
この大きなエラに指を突っ込もうものなら、鋭い濾過装置に挟まれてしまい、何度もイタタタ~~となりました。
身は刺身に、アラはアラ炊きで頂きました。
刺身はものすごく弾力があり、歯の弱ってる姑は殆ど食べることが出来ませんでした。薄造りにすべきでしたね~。でも美味しかったです。ご馳走さま。
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