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2008/12/26

紫式部物語

同じムラの中にいると、老いも若いもムラの中の歴史や文化はなんとなく理解してると思って、語られる昔話もストーリーは詳しくてもその背景とかは曖昧です。

そのムラの外からやってきた人がその昔話に興味を持ち、ムラの歴史に詳しくないその人は、まずその歴史を研究して、その背景と共にその昔話をムラの人たちやその外の人たちに語りました。ムラの人たちもその昔話を新たな気持ちで聞く事が出来ました。

ライザ・ダルビー著「紫式部物語」516spjb5ctl__sl160_aa115_

この本を読んだ感想がこんな感じです。

以前から読みたかったのですが、単行本しかなくて、文庫本になるのを待ってました。

これは紫式部日記をベースにした紫式部の独白、という形の小説です。もっとも、紫式部の娘がそのまた娘が、母から託された祖母の日記を読む、という意外な冒頭から始まるので、最初からえっ?という違和感に似たものも感じますが。

それに、各女性キャラクターに名前が付いているのも、違和感があるものの読んでいるうちにそれもなくなります(平安時代あたりの女性には個個の名前の記録がほとんど無いです)

あ、これはちょっと?う~んそうではないのでは?とか、その違和感とストーリー展開が融和し、尚且つ紫式部の仕えた時期とかが曖昧ではないので、背景が見えやすく理解がすんなり出来るのも、ライザさんの研究、文才のなせる業でしょう。

宇治十帖を執筆するあたりが、なかなか面白かったというか、う~ん、そうなのか~と興味深かったです。夢浮橋のラストでちょっと外国小説ぽいなあ、と思ってみたり。

読み終わったあと、

やっぱり田辺聖子の紫式部も読んでみたいなあ、という欲望も出ましたけど・・・。

清少納言が「むかし・あけぼの」なら

紫式部「いずこ・むらさき」(公任さんのジョークより)なんてのはどうかしら・・・coldsweats01

2006/08/05

バッテリー

息子がまずこの本(文庫本)の2、3、4巻を買ってきました。ついで娘が定期テストの前にも関わらずこれに夢中になってました。最後に私が

「そんなに面白いの?」

と読み始めたらブレーキ利きませんでした。「この続き、ないの~」と言っていたら、息子が誕生日のプレゼントにと1巻、5巻を買ってくれました♪

野球というスポーツに惹かれて、バットを握り、グローブをはめる少年達。

でも「学校」に所属している以上、大人たち、監督、校長、教育委員会等が手かせ足かせとなり、「自分たちのゲーム」が出来なくなってしまう。

それでも野球が強い高校に進学を目指すもの、夢破られて普通の高校生を目指すもの・・でも、彼らはやっぱり野球が好きなのです。

ある事件をきっかけに、新田東中学野球部部員たちは野球部存続のために県の強豪校との対戦を画策します。それはやがて学校と言う枷を外して、本当の、自分達の野球をやろうといううねりに変わっていき・・。

個性キラキラ光りまくりの登場人物にぐいぐいひっぱられながら読み進むうち、学校からも親からも管理された少年達の「僕達は学校の所有物じゃありません」という叫びが。自己が確立しつつある難しい年代が描かれ、子育て中のお母さん、お父さんこそ必読かなー、と思える「児童書」なのであります。舞台が岡山、広島方面なので関西人にはなじみ易いです。

文庫本は全部で6巻あるそうです。まだ最終巻を読んでいません。果たして彼らが求めるモノを得ることができるのか・・。単行本はすでに全巻揃っているので、学校の図書室にはおいてあるらしいので、図書室利用できる環境のある方は読んでみられたら如何かな・・と。

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