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2015/08/30

「創造のひみつ」展

土曜日おでかけ、淀川大橋を往復したあと、梅田からJR,近鉄と乗り継いで奈良にある「松柏美術館」に行ってきました。

 
Photo_7
 
池の畔の庭園の中に建つ松柏美術館。
 
上村松園画伯の絵は好きで、画集も持っていますが、画伯の美術館が奈良にあるのを知ったのはつい最近です。
 
御子息の上村松篁画伯、上村淳之画伯の作品もともに展示されています。
 
 
Photo_8
 
三画伯の、資料、スケッチ、クロッキー、下絵を完成作品と共に展示して、制作の過程や完成に至るまでの軌跡を見るという、普段なかなか見れない内容でした。
 
ちらしの絵は「花がたみ」。
 
上の絵を見ても分かるように、女性の目の焦点があっていないのが印象的な絵です。
 
「花がたみ」は女性が持っている「花籠」を指します。
 
その花籠は今は帝となった男性が、まだ皇位につく前に女性に贈ったもの。

今は側に居ることを許されない地位に昇った帝の前で、贈られた花がたみ(花籠)を手に狂ったように舞う女性の姿を描いていますが、この女性の姿をどのように描こうかと迷ったスケッチが何枚も何枚もありました。
 
駆け寄ろうとしていたり、泣き崩れていたり・・・。
 
日本画は描き始めると描き直しが出来ないので、本絵と同じ大きさの下絵があり、そこにもいろいろな試行錯誤がみられました。
 
その下絵の女性の目は、本当に狂気の目でした。
 
本絵になると、狂気の上に、美しさが重なって、本当に美しい絵になっています。
 
色んな作品に使うように、墨で描かれたいろいろなスケッチも残っているのですが、線が細かい。
 
道端に咲く花も、和紙にスケッチ、彩色されたものが綴られてありました。
 
一枚の和紙を大事に使って、余すところなく観察して描かれていました。
 
息子さんらも幼児のモデルとなっていて、たくさんのスケッチがありました。
 
松篁、淳之各画伯の作品も、同じく下絵、スケッチと共に展示されています。
 
日本画(大和絵)が出来るまでの、画材なども展示されています。
 
小さな美術館ですので、展示作品数は多くないですが、その分一つ一つの作品をじっくり見ることが出来ます。
 
松園画伯の代表作の多くがここに集められているので、切手のデザインになった「序の舞」もここにあります。
 
本当に素敵な美術館です。
 
 

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コメント

今晩は。
わ~いいな!夫と奈良へ行った折、是非寄りたかったのに
行けなかったのですよ。
私も大好き!で何年か前に「国立近代美術館(東京)」へ
一人で観に行きました。
そのほかにも何度か拝見!素晴らしいですよね。
「花がたみ」も観ました。狂気が漂って・・・。

マコママさまへ

こんにちは~。
松柏美術館、2度目の訪問になりました。
行くたび展示作品が違ったりするので、行くたび感動してます。

場所は、奈良の中心からは少し外れた場所にありますから、奈良観光と合わせてとなると、また電車に乗り換えて・・・となりますよね。
この日も来館者はさほどなく、だからこそじっくり、ゆっくり観賞出来ました。
いや、来館者が多い事方が美術館にとっては良い事なんでしょうけど・・・。

「花がたみ」の衣裳の模様も素晴らしいのですが、花籠の編み模様に今回魅入られました。

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