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2006/12/04

第六番「田園」

「ジブリがいっぱい」シリーズ、宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」

20070000070201_f_1 楽団のチェリストでありながら上手く弾けないゴーシュのお話です。

演奏会で弾くのはベートーベン交響曲第六番「田園」。

この作品の中でチェロのパート部分の練習場面が沢山出てきますが、姉(ピアノ教師)に言わせると「上手すぎ」るんだそうです。

でも、パート練習部分はBGM的な要素もありますし、監督の高畑勲が「田園」のチェロパートの旋律が美しいのを知っていてあえて「上手く」演奏したものを使ったのかも知れません。

昔は、この「田園」の第2楽章だけは退屈で好きじゃありませんでした。

昼寝する農夫や草を食んでまどろむ牛や馬が描かれているようなのんびりした楽章です。

10年前亡くなった父は退職して数年間小さな農園を借りて野菜を作っていました。作物が出来ると呼んでもらったり、送って貰ったり。土の付いた野菜は故郷の味でした。

そんな父が亡くなって2年くらいたった年末、休日に家の掃除をしながらTVをつけるとNHKで年末恒例「第九番合唱付」ではなく「第六番田園」の1楽章がかかっていました。

手を休めて聞いているとやがて2楽章へ。聴いているうち、借り農園の空き地で家から持ってきた椅子に座って煙草を燻らせる父の姿が目に浮かんで来て、その楽章が終わるまでずっと泣きながら聴いていました。

「第2楽章」はそんな曲だったのだなぁ、とそのとき思ったのでした。まどろむ時間も田園の風景の一つだったのだなぁ・・。それ以来、第2楽章を退屈だなんで思うことはなくなりました。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

なんだか泣きそうです。
音楽ってその時の気持ちによって色んな変化がありますよね。
>借り農園の空き地で家から持ってきた椅子に座って煙草を燻らせる父の姿
ナニワさんのお父様にうちの父の姿を重ねたりして(まだ元気ですが・・・)、勝手にジーンとしています。

ブルーデージーちゃんも言ってますが、音楽ってほんとに一生の内で同じ音楽を節目節目に聴いたらきっと違う感覚で聴けるんだろうなと思いますよね。
歌詞のない音楽ってその人だけにしかない感性で聴けるから尚更です。

ところでお姉さんの指摘、鋭いですね。あたしも映画観るときはそうゆう見方してます。

ブルーデージーさんへ

5日から7日までココログのメンテがあるなんて全く知らなかったので、お返事できず歯がゆかったです~。

音楽って本当に不思議です。そのときの感情や風景で、普段何気なく聞いていたメロディがとってもドラマチックに聞こえたりして。テレビから流れてくる音楽で泣いたのは、田園のそれと、山崎まさよしのOnemoretime,Onemorechance でしたね。

 

ピケルさんへ

ブルーデージーさんと同じで、お返事遅れました~。

人生の節目て聴く音楽なんてそうあるもんじゃないと思いますが、田園の2楽章が泣ける音楽だなんて自分自身以外に思いました。

姉の指摘でこのビデオの感動がそのとき一瞬半減しました(T_T)。う~ん、そういう見方も、楽しみ方の一つ?ですか。

ココログメンテ、私も全く知らなくてウズウズしてました(^-^;
それにしてもせめて1日でメンテって終わらないんですかねぇ?!

で、終わってから、管理画面どんな変化があるのかな~と思って見たら何も変化なし。あれ?とお知らせをば見れば「失敗したのでメンテ前に戻しました」。
だそうです・・・。

ふ~~~ん。他のブログもこんなことあるのかしら?って思っちゃいます。

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